今、コロナ禍でスマートフォンで聴ける音声コンテンツ「ポッドキャスト」を聴く人が増えています。その市場は今後も伸び続けると言われています。各新聞社もポッドキャスト番組の制作に力を入れ始めています。

日本経済新聞は「ヤング日経」など若いビジネスパーソン向けの番組が多い印象です。また音声プラットホームの「voicy」と連携して「ながら日経」という音声ニュース番組を提供しています。通勤時間を利用して効率良く経済関係の情報収集をするのに向いているのではないでしょうか。

朝日新聞は「朝日新聞 ニュースの現場から」という番組を配信しています。これは新聞記者が報道の現場から紙面では伝えきれない生の声を発信している番組です。ニュース記事をさらに深掘りしたり、じっくり考えたい人に向いている印象です。

地方紙でも長崎新聞が「えねねぬ」という番組を配信しています。これは若手社員が紙面には裏側や日常を語る番号です。地方のメディアに簡単に触れることができるのはポッドキャストの良いところですね。

ポッドキャスト番組の配信は新聞社にとってもメリットが多く、今後はさらに多くの新聞社が参入してくると思います。

ぜひ、新聞を耳で聴いて楽しんでみてください。

(文責・ふくしま新聞店 福島達也)